ミンダナオで戒厳令が布かれる中、マニラは大丈夫?

どうもウシワカです♪

ミンダナオ島で戒厳令が布かれる中、マニラの状況をお伝え致します!

ミンダナオ島の戒厳令

日本でもニュースになっていますが、今フィリピンのミンダナオ島では60日間の戒厳令が布かれています。

戒厳令って何かというと、行政や司法といった政府機能の全部または一部を軍の統制化に置く法令で、英語ではMartial Lawと呼ばれます。これにより、軍は令状なしに身柄拘束や家宅捜索が可能になり、また抵抗する者を殺害することが可能になります。

ではなぜミンダナオ島で戒厳令が布かれているのかというと、ミンダナオ島にて国際的テロ集団のISIS(イスラム国)と戦争状態に突入したからです。正確にはISISに忠誠を誓うアブサヤフとマウテグループと呼ばれるイスラム過激派とフィリピン国軍との戦争です。

ISISって、中東やヨーロッパといった遠い国の出来事のように思いますが、私が住んでいるフィリピンにも存在しているのです。

ミンダナオ島はマニラのあるルソン島の南方に位置するフィリピン第二の島で、マニラから最大都市のダバオまで飛行機で2時間ほどかかります。

テロ集団はマラウィという地方都市を占拠し、フィリピン国軍と激しい戦闘状態が今も続いています。但し、戦闘はまだこのマラウィ周辺のみに留まっており、ミンダナオ島全域には及んでいません。ドゥテルテ大統領が6月に予定していた来日を中止したことから、このテロ集団を壊滅させるべく本気になっているのは間違いありません。

マニラは大丈夫?

さて、マニラは今どんな状況でしょうか?

マニラはまだまだ平穏です。ミンダナオ島で起こっていることはニュースで話題となっていますが、まだ遠くで起こっている出来事といった感じです。特に、ミンダナオ島ではISIS以前からイスラム勢力との紛争状態が続いていましたから。

但し、いろいろな話が耳には入ってきます。例えば、誰かがテロリストに殺されたとか、モールで爆破予告があるとか、そういった感じです。

テロとの関連は不明ですが、今月実際にキアポで爆発もありました。確かにテロの危険度は高まってはいるかもしれませんが、まだマニラは大丈夫です。但し、何が起きても不思議ではないので、特に人が集まる場所には行かない方が無難かもしれませんね。


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