ミンダナオ島で戒厳令が出てから約2週間。現状は?

どうもウシワカです♪

以前にも記事を書きましたが、現在フィリピンのミンダナオ島マラウィ市ではフィリピン軍とISISとの間で戦闘状態となっております。ドゥテルテ大統領は鎮圧のため、ミンダナオ島に60日間の戒厳令を布きましたが、あれから約2週間経ちます。現状はどうなっているのでしょうか?

戦況

ISISとの戦争について考えているときに、ふと以前に読んだ本に書いてあったことを思い出した。

それは、将棋のプロが対局者として一番嫌な相手は誰かという話。この時、この将棋のプロはこう答えた。

「戦局が自分に不利である状況でも、勝負を捨てず、決して諦めない相手だ」と。

事の善悪はともかく、死を恐れないISISの兵たちは、まさにこの嫌な相手ではないかと思えてくる。

さて、ミンダナオ島マラウィ市の状況はというと、政府軍優勢ではあるものの、ISISは地下室やトンネル等に武器や食料を蓄え、未だマラウィ市に立て篭もり、長期戦の準備をしているとのこと。ドゥテルテ大統領は早期終結をアピールしていますが、中東で今なお抵抗を続けているISISのことを考えると、長期戦になる気がしてきました。戒厳令も60日では終わらない気がします。

ISISは彼ら独自の信念の下、目的達成のためには死をも恐れない。最後の一兵まで戦争は続くため、相当時間がかかるでしょうね。

叛乱の罪で逮捕

昨日、マラウィ市の前市長が叛乱の罪で逮捕されました。

本人は否定していますが、仮に前市長がISISに関与していたとなると衝撃です。それとも、政府による敵対勢力の拘束でしょうか。真偽は不明ですが。。。

結論

ドゥテルテ大統領が本気で潰しにかかったから、早期終結するかと思いきや、まだまだ時間がかかりそうな予感。長期戦になればなるほど、マニラへの影響も大きい気がします。気がついたら、マニラにも戒厳令が出ていたりして。。。引き続きレポートしていきます。


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