フィリピンでHSBC口座の開設【準備編】

どうもウシワカです♪

これまで投資に対してあまり興味が無かったのですが、ここ最近お金を増やしていくのは大切だと思い始めました。

日本で非居住者の私は、日本の株式投資もできず、ほとんどの投資商品には手を出すことができません。

そこで、もう日本での投資活動を諦め、フィリピンをメインに海外での投資活動に目を向けることにしました。

今回はその海外投資計画の一つ、HSBC口座開設について話をしていきます。

HSBCフィリピンについて

HSBCとは香港上海銀行のことで、イギリスの世界最大級のメガバンクです。

香港上海と聞くと、中国系の銀行に聞こえますが、1865年にイギリス植民地時代の香港で設立された銀行で、れっきとしたイギリスの銀行です。

1875年にフィリピン支店が設立されて以来、140年以上の歴史があります。

※ちなみにHSBCは日本のリテール業務からは撤退してしまいました。

現在、銀行預金のメインは日本の銀行にありますが、非居住者では全く何もできないこと、日本では実質的に資産価値が目減りしていくことを考え、HSBCをメイン口座にしようと考え始めました。

HSBCにはプレミア(Premier)口座とアドバンス(Advance)口座の2つがあり、両者の主な違いを簡単にまとめてみます。

プレミア アドバンス
口座維持残高 3,000,000ペソ 100,000ペソ
投資可能商品 HSBCの投資商品全て 定期預金のみ
クレジットカード 年会費永年無料 年会費あり

口座維持残高

まずは口座維持残高(Maintaining Balance)が全く違います。

プレミアの3,000,000ペソは、日本円で約6,500,000円ほど。

この口座維持残高を下回ると即取引停止になるわけではなく、口座維持管理手数料が取られてしまいます。

3,000,000ペソは一見高そうに見えますが、香港やシンガポールでプレミア口座を開設すると、この倍ほどの口座維持残高を要求されるので、それに比べるとフィリピンは安く感じます。

そして、この口座維持残高は必ずしも常時預金が求められているわけではなく、この預金を使って投資するのは全く問題ありません。

つまり、極端に言えば、フィリピン国債を3,000,000ペソ全て購入して、預金残高がゼロとなっても、口座維持管理手数料は取られません。

また、外貨口座も開設できますが、この外貨口座の残高も合わせて、3,000,000ペソを維持していれば問題ありません。

投資可能商品

プレミア口座はHSBCフィリピンの持つ全ての投資商品を購入できる一方、アドバンス口座では定期預金しか購入できません。

定期預金の金利は1年物で0.025%とかなり低いので、HSBCでの定期預金は全く旨味がありません。

クレジットカード

プレミア口座だと、HSBCプレミアマスターカードが年会費無料で持てます。

アドバンスだと、年会費かかりますが、HSBCのクレジットカードが持てます。

実は、フィリピンのモールではよくクレジットカードの勧誘をしていますが、大抵1枚フィリピンローカルのクレジットカードの保有が条件になっていて、なかなか作成するのが難しい事情があります。

HSBCの口座を開けば、この1枚目を作れてしまうのは大きなメリットです。

最後に

今回はHSBC口座開設の準備編ということで、簡単にまとめてみました。

次回の記事では、実際の口座開設について、お話ししていきます。


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