公認会計士を目指す理由

どうもウシワカです♪

私は現在フィリピンで会社員をやっていて、時々このブログを更新しています。

このブログのタイトルは”マニラでさすらう会計士のブログ”で、マニラ生活と会計士を柱に何か発信していこうと考えたのが、このブログの始まりです。

フィリピンに住み始めてからのことは、ある程度プロフィールや記事で紹介していましたが、その前のことはほとんど触れていませんでした。

いい機会なので、このブログを始めることになったルーツをたどっていこうと思い、まずは約15年前の公認会計士を目指した頃から始め、この記事以降何回かに渡って執筆していきます。

ちなみに、タイトルは”公認会計士を目指す理由”ですが、当時の日本の公認会計士を目指していた時の話です。

USCPA(米国公認会計士)の話はこちら参照下さい。

公認会計士を目指した理由

この物語の始まりは約15年前の2006年春。

私の学部は産業社会学部で、会計とは全く縁の無い学部。

当時自分の周りと同様に就職活動をしていた。

どういう業界を受けていたかというと主にコンサルとIT。

IT業界は当時ライブドアやサイバーエージェントのような会社が人気があって、私もその人気に影響されてIT系の会社の営業職の仕事を受け始めていた。

この私の就職活動の真っ最中、ライブドア事件が発生し、IT業界はこれまでの人気絶頂とは打って変わり逆風に立たされる形となった。

私の母が「ITなんてやめとき」と言ってたのを今でも覚えている。

このライブドア事件のおかげで、ホリエモン人気と共に絶好調だったライブドアは一気に凋落してしまった。

この時ライブドアを引きずり降ろしたのは検察庁だが、争点となったのが粉飾決算。

この時初めて会計の力というのは凄いなと思い知らされた。

この会計処理が正しく行われたかそうでなかったかということで、一企業を潰してしまうのだから。

と、こんなことを思いながらも就職活動は続けていた。

戦略コンサルは志望先から内定をもらえず全滅、保険会社系の営業コンサルから唯一内定をもらっていたが、入社意欲はない。

ITで1社一番行きたかった会社があり、その面接が一次、二次を無事に突破して、東京で三次面接を控えているという状況だった。

その日は突然やってきた。

志望先ナンバーワンの企業からの不採用通知。

だが今思い返してみると、あまり落胆していた感じでは無かった気がする。

実はこの時、自分の中である思いがあった。

それは会計の仕事。

一つの会計処理で会社を潰してしまうこともできる会計の仕事。

”もしこの会社(志望先ナンバーワンの企業)の面接で落ちたら、会計の仕事をしよう”

こんな思いが既に芽生え始めていた。

早速本屋の資格コーナーに行き、資格ガイドを読み始める。

会計の仕事を探していると税理士と公認会計士が出てきた。

立ち読みしていた本によると、公認会計士は税理士資格も保有できて、税理士よりも難易度が高いと書いていた。

「よし、やるからには難易度が高い公認会計士をやってやろう」と決意した。

これが公認会計士を目指すことになった理由です。


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