フィリピン就職で気を付けること

どうもウシワカです♪

フィリピンといえば治安の悪い国というイメージがあるものの、ここ数年フィリピンに来る日本人は増えているように思います。

一昔前まではせいぜい駐在員でやってくる人しかいませんでしたが、今はフィリピン留学の影響もあり若い人、特に日本人女性も増えています。

フィリピン留学して、そのままフィリピンで働くというパターンもあります(ウシワカもほぼそんな感じでした)。

ウシワカが現地採用でマニラで働き始めたのが2013年。この5年間でいろいろな経験をしてきました。

今回はこの経験を元に、これからフィリピンで働きたいという方に向けて、フィリピン就職活動の際に気を付けることをお伝えしていきます。

1) 給与

ここ数年日本人現地採用者の給与水準も上がってきていて、8万ペソ(約17万円)くらいが相場となってきました。注意点はこの8万ペソが総額か手取りかということ。総額だとここから税金、社会保障費が引かれますので、手取り額はもっと少なくなります(日本人の給与水準だとフィリピンでは高額所得者に該当するため、最高税率が課されます)。

2)ビザ

フィリピンで仕事をするためには労働ビザ(多くの方は9gビザ)を取得する必要があります。これ実は会社が普通に労働ビザを取得してくれると思い込んでいると後で痛い目に遭うことがあります。

求人票には”ビザ取得サポート”と書かれていても、労働ビザとは限りません。観光ビザの延長で従業員を働かせている悪質な会社も存在します(ウシワカの最初の勤務先もそうでした)。入社前に労働ビザを取得してくれるのかしっかり確認しておきましょう。

あと、労働ビザを取得したものの、更新忘れて期限切れという話もちらほら聞きます。会社が必ずしもしっかり管理しているとは限らないので、各自自己責任で更新忘れをないように注意しましょう。

3)医療保険

大抵の会社は従業員のために、会社負担の医療保険に加入してくれるはずですが、ここもしっかり確認しておきましょう。

フィリピンは日本のように国民皆保険制度は存在しないので、各自が民間の保険会社に加入しなければなりません。この民間保険はほとんどの治療をカバーしますので(上限ありますが)、負担するのは薬代くらいです。

万一、会社が医療保険に加入してくれない場合は、各自で日本の海外旅行保険に加入するか、フィリピンの民間保険に加入するようにしましょう。

今回は主な注意点3点紹介しましたが、特に注意するのはビザです!

観光ビザが簡単に延長でき、労働ビザなしでも働けてしまうという状況が、いい加減な会社を存在させてしまっています。

数年前にセブのコールセンターで日本人60名が不法就労で逮捕されるという事件がありましたが、こちら参照→https://phil-portal.com/japanese-call-center-raided/

会社だけでなく個人も罰せられます(罰金、懲役、国外追放)。会社が労働ビザを取得してくれなかったという言い訳は通用しません。自分の身は自分で守りましょう!


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