どうもウシワカです♪
これは2013年頃に起きた事件です。
事件はマカティで起きた
当時私はマカティにある会社からMRTのAyala駅まで歩いて、そこから電車で家に帰っていました。いつものようにAyala通りを歩いていると、白人のおっさんが地図を見ながら右往左往していました。そして私の方を見るなり、地下鉄はどこだと聞いてきました。マニラにはLRTやMRTと呼ばれる高架鉄道はありますが、地下鉄はありません。マニラに地下鉄はないよと答えると、そこから彼は話し始めました。困っているなら話ぐらい聞いてやるかと思いました。
どうやら彼はオーストラリア人でフィリピンに旅行に来たのだが、船での移動中に寝ている隙に荷物を盗まれてしまったそうです。手元に残ったのは少額のお金とシンガポールからオーストラリアに帰るチケットだけだという。どうやらフィリピンからシンガポール経由でオーストラリアに帰るらしい。とりあえず大使館に行った方がいいとアドバイスするとその日は大使館は休みだったらしい。じゃあ大使館が開く平日まで安いホテルで待機したらと提案すると、お金がないと言う。お金を貸す気のない私はそこは事情を説明して交渉しろと言った。すると彼はどこか安いホテルは知らないかと言ってきたので、マカティにホテルはいっぱいあるから探してみなと言った。すると彼は私の家に泊めてくれないかとアホなことを言ってきたので、断って無視して帰ることにしました。結果的にこの決断は正解でした。
そして後日
この話を特に誰にも話すことなく忘れかけていたある日、日本人の同僚と飲みにいきました。そこで、元同僚のOさんが、オーストラリア人に騙されたという話を聞き、私はこの話を思い出しました。手口が酷似しており、写真を見た瞬間、私に話しかけてきたあのオーストラリア人だと判明しました。やっぱりあのおっさんは詐欺師だったんですね。。。日本人の親切心を逆手にとった酷い奴だったんです。。。私はお金を渡す気は絶対にありませんでしたが、困ってるなら話ぐらいは聞いて、できる範囲内で助けてやろうかとは思ってました。元同僚のOさんは私と違ってやさしい方なので、ほんとに親身になって助けてあげたのに。。。ほんと酷い詐欺師です。許してはいけません。
まとめ
日本人は親切なので、困っている人を見るとどうしても助けてあげようとします。特にフィリピンに来始めた頃は、ひっかかりやすいので注意が必要です。
まあ、話を聞いてあげるくらいならいいかもしれませんが、お金が絡んでくると詐欺の可能性は高くなるので無視してしまいましょう。
今回の教訓
- 海外では知らない人に過度な親切心は慎む
- お金は人に貸さず、どうしても貸すというなら捨てるつもりで