どうもウシワカです♪
今回はフィリピンのお金の話をしていきます。まずは通貨の紹介です。
通貨はペソ
フィリピンでは通貨単位としてフィリピン・ペソ(タガログ語でPiso ng Pilipinas)が使われています。この記事を書いている2017年5月5日現在は、1ペソ=約2.25円(Yahoo!ファイナンス参照)で取引されています。さらに、補助通貨としてセンタボ(CENTAVO)(1ペソ=100センタボ)というものがあります。
ペソの紙幣としては、1000ペソ、500ペソ、200ペソ、100ペソ、50ペソ、20ペソがあり、コインとして10ペソ、5ペソ、1ペソがあります。センタボは、25センタボ、10センタボ、5センタボのコインがあります(1センタボもあるそうですが、ほとんど流通しておらず、まだ見たことがありません)。
ウシワカが見た中で一番安かったのは、道端で売っている飴ちゃん1個が1ペソ。センタボだけでは何も買えません。。。
お金の払い方
日本だと100円の買い物で10,000円札を出しても、特に嫌な顔はされることはないと思いますが、フィリピンでは少額の買い物に対して1,000ペソ札を出すと、必ず「Smaller bill(スモーラービル)?」と聞かれます。お釣りの小銭がない時があるんですね。
フィリピン人はやさしいので、露骨に嫌な顔をされることはないですが、なるべく小紙幣や小銭を持っておくようにしておきましょう。ないとは思いますが、ジープニーで1,000ペソ使うなんてもってのほかです笑
マニラの物価
基本的にはマニラを含むフィリピンの物価は日本よりも安いです。しかし、物によって全然違います。以下に例を挙げます。
ペットボトルの水500ml 約20ペソ(約42円)
バナナ1本 約15ペソ(約34円)
ビッグマックセット 188ペソ(約424円)
タクシー初乗り 40ペソ(約90円)
こう見ると明らかに日本よりは安いですよね。特に交通費が安いです。ジープニーなんて初乗り8ペソからですし(2019年7月時点では9ペソです)。
一方で、輸入物とか外国製品は高いです。ユニクロとか日本では安いイメージがありますが、こっちではちょっと高めです。あと、不動産も比較的安いです。4万円くらい出せば、プール付のコンドミニアムに住めちゃいます。電気代とインターネットの通信費はだいたい日本と同じくらいだと思います。
フィリピン人のお金事情
国家統計局国際労働機関(ILO)の調べでは、フィリピン人の平均年収は約48万円だそうです。月平均にすると3万円~4万円となります。日本の平均年収は約400万円くらい。さきほど物価の紹介しましたけど、年収は日本の10分の1くらいに対して、物価は水で見れば2分の1、バナナはほぼ同じ値段。そう、フィリピン人にとっては物価めっちゃ高いです。
大卒新卒の初任給が2万円~3万円の間ですから、みんな結構お金ないです。。。一人暮らししてる人なんてまずいません。片道2時間通勤なんて普通で、実家から通う子がほとんどです。中流くらいの一般家庭の子でも、何とか家族で助け合いながら生活していけますが、貯金などする余裕もなく自転車操業状態です。