【USCPA】USCPAと日本公認会計士

どうもウシワカです♪

USCPA(米国公認会計士)はそれほど難易度の高い試験ではないと言われていますが、今回はウシワカの受験経験に基づき、少し考えてみたいと思います。

ウシワカは10年ほど前に日本公認会計士になるため3年間勉強しました。3年間費やしたものの、結果は短答式試験合格+経営学科目合格のみに終わり、全科目合格は果たせませんでした。この3年間は、毎日最低10時間は勉強するという生活を繰り返していました。仕事をしながら合格するなどほぼ不可能です。3年目で不合格となった時も、来年こそは必ず合格できるという確信がなくなったため、公認会計士の勉強を止めました。

一方で、USCPAについては2年間勉強し、先日全科目合格を果たしました。2年間のうち、前半の1年は仕事が忙しかったため、平日はほとんど勉強できない状態。仕事を辞めてから、集中して勉強し、全科目1回で合格することができました。

これを比較するとUSCPAはそれほど難しくないように見えてしまいますが、難易度は高くないと思って勉強を始めると挫折してしまうでしょう。確かに、日本公認会計士試験に比べるとUSCPA試験は難易度が低いと思います。しかし、それでも難関資格の一つであることは間違いないです。

ただ一つ言えることは、USCPA試験は真面目に勉強すれば必ず合格する試験だと思います。科目受験制度もあり、仕事をしながらでも十分合格できます。
日本公認会計士試験はどちらかというと、難問や奇問も多く、受験者を落とすための試験です。真面目に勉強すれば必ず合格するとは言えず、ある程度のセンスや頭が良い方でないと合格しません。ウシワカも3年間真面目に勉強しましたが不合格でした。一方で中にはわずか1年で合格してしまう天才的な人もいます。

もしこれからどちらを受験しようと迷っている人がいれば、ウシワカはUSCPAをお薦めします。なぜなら、真面目に勉強すれば必ず合格できますし、資格の相互承認を結んでいる国もあり、より世界的に通用する資格だと思うからです。

資格の相互承認というのは、各国の会計士協会がお互いの国の会計士資格を認め合うことです。例えばUSCPAを保有していると、カナダでも会計士としての仕事をすることが認められます。現時点で、アメリカのAICPA(米国公認会計士協会)はオーストラリア、カナダ、メキシコ、アイルランド、ニュージーランドの会計士協会と相互承認制度を実施しています。

グローバル化でこの相互承認制度が拡大していくことも考えられますし、世界で活躍できそうで何だかわくわくしてきます。

ここまでUSCPAを持ち上げてきましたが、決して日本公認会計士を否定しているわけではありません。日本公認会計士の方は、最難関試験を潜り抜けてきているだけあって、やっぱり頭がいいと思います。頭が良い人は日本公認会計士も問題なく合格します。ただ、普通の人が仕事を辞めて勉強に専念するというのは、いつ合格できるかわからないのでリスクが高いです。。。ウシワカは身を持って体験しました。。。


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